阪神大震災の後建築基準法の規定

2010-11-23

接合部の合理的な処理として普及在来軸組工法では、柱や梁などの接合部が数多くあり、まっすぐ伸ばす接合部を「継手」、直角に交わる接合部を「仕口」といいます。こうした接合部は、組み合わせのために一部を欠く必要があり、また引っ張る力がかかると抜けやすく、強度の上で弱点になりやすい箇所です。伝統的な在来軸組工法では、芸術的ともいうべき精巧な加工を施し、対応していました。しかし、戦後になると住宅の大量供給が求められたこともあり、そうした匠の技は廃れてしまいました。代わって、合理的な処理法として普及したのが、補強金物の使用です。いまや、在来軸組工法の耐震性は、補強金物によって左右されるといっても過言ではありません。