競合する他店のバイヤーが次シーズンに打ち出してくる手の内を読んで対応し、他店より先に売れる商品を投入するとか、同じ商品なら少しでも価格を下げて対抗するとか、メーカーとの交渉のテクニックも含めて、幅広い経験と決断力が求められるのだ。ファッション商品は、店頭に投入する商品の内容・時期によって、売れるか売れないかが決まってしまう怖さがある。適品・適所・適量・適価・適時の「五適」を常に念頭に置いて、バイイング活動をしていかなければならない。一度の仕入れで数千万円単位の金が動く場合も多いから、ついリスクを避けようと萎縮して小さくなってしまうと、商品に如実に現れる。主体性を常に失わない心構えも大切である。