現在ではほとんどの道路が舗装されており、ダートを走らなければならないことはほとんどない。だが、舗装路面といってもすべてが良好なフラット路面とはかぎらない。上下水道やガスエ事などで何度も掘り返されガタガタになっている場所もあるし、舗装が古い部分では表面が荒れていることもあるし、わだちやアスファルトの片寄りなどもあちこちに見られる。当然のことながら、そういった荒れた路面にタイヤを乗せて走れば振動が大きくて不快。スピードが出ていればステアリングの操作ミスの原因になる可能性もある。こういった荒れた路面は、ともかく平坦な部分にタイヤを向かわせるようにするのがポイント。初心者ではタイヤの位置が正確に把握できていなかったり、思いどおりにタイヤの軌跡をコントロールできないかもしれない。そんなときは少しスピードを抑え、サスペンションに大きなショックを与えないように配慮して通過すべきだ。そうして慣れてきたら、できるだけ路面の良好な部分にタイヤが向かうように運転すればいい。路面の不良部分をうまくやりすごすコツは、不良部分を左右の車輪でまたぐようにすること。避けようとするとクルマが路肩に寄りすぎたり対向車線にはみ出したりしがちだが、またげばさほど進路を変更することなく安定して走れる。また、路面の悪いところで強いブレーキをかけるとクルマの姿勢が乱れたり、ホッピングしたりするので早めの減速も大切だ。
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