腕が膨らんだ状態で社会生活しづらいのが難点

2010-11-11

一回で切り取って縫い縮める幅は限られますから、二、三回同じ手術を繰り返すことになるかも知れません。エキスパンダーという皮膚の下に埋めて、生理食塩水でだんだん膨らませて、きれいな皮膚を伸ばしてから一気に縫い縮める方法もありますが、時間がかかるのと、腕が膨らんだ状態で社会生活しづらいのが難点です。もっと思い切るなら、きずあとの部分を切り取って皮膚を移植してしまうこともあります。やけどの跡のキズと同じように扱うわけです。皮膚をいただく部位に新しいきずあとができることは仕方がありません。ふつうは縫いキズにしてしまいますし、下着で隠せるところから皮膚を採ります。でも、移植した皮膚は色が合わずかえって目だつこともあります。それでも、いやな思い出と別れたいとおっしゃる方が多いのです。リストカットのきずあとの範囲や数によって、どの方法がよいか考えてから治療を受けるようにして下さい。

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