大学受験勉強をやろう

2011-07-08

大学受験勉強をやろうとして、あるいはやっていて、不安に襲われる場面はいくらでもある。そんなとき、「なぜ、不安になっているのか」ということを、冷静に考えてみることは必要だ。前述した「予期型の不安」「自我理想型の不安」「超自我型の不安」のうち、「自分はどのタイプが強そうか」「だとすれば、どんなことに気をつけなければいけないのか」ということを、この機会に考えてみるといい。もしかしたら、モヤモヤしたものが吹っ切れるかもしれない。あいかわらずモヤモヤしていても、勉強に手をつけられるようになれば、それで十分だ。勉強に手がつきさえすれば、少なくとも以前よりはいい結果が出る。「やれば結果が出る」ということを実感できれば、現実に立ち戻れる。この「好循環」を作り出すことが、大学受験を成功に導くのである。ただ、不安の原因がわかればすべて解決するかというと、残念ながらそうはいかない現実もある。私のもとに寄せられる質問の手紙や緑鐵大学受験指導ゼミナールの通信教育の受講生からの通信欄にも、最近は、勉強のやり方や戦術に関するものよりも、「勉強に手がつかない」「ヤル気はあるのにやれない」という内容が、かなり多い。手紙を読んでみると、ある程度自分の不安の原因がわかっていて、それでも勉強に手がつかないという人がけっこういる。なかには、心理学関係の本をたくさん読んでいて、事細かに自分を分析してみせたりする(それも、けっこう的を射ている)のだが、結局、勉強に手をつけられずにいる人もいる。なぜ、そうなってしまうのか。つぎの節では、この問題について、いっしょに考えていこう。