本業の強みをそのまま活かすことが難しい

2011-09-27

自動車の輸出が海外生産に置き換わり、製品輸出が減少してきているにもかかわらず、貿易収支の黒字が減らないのは、生産財、資本財などグローバル支援事業に関連した、輸出が拡大するからだ。そして、現地生産が軌道に乗り、部品、資材の現地調達が増えるに連れて減少していく。つまり国内部門は産業の空洞化を埋める新規事業を開発し、多角化していくことが不可欠となる。国内産業の空洞化に対応して、その分の国内雇用を削減できれば、空洞化の影響を少なくすることができる。ところが、長期雇用、終身雇用を重視する日本の経営は、国内雇用の削減によるリストラ策をとりにくい。どうしても国内雇用の維持を前提に、新規事業の開発を優先することになるが、本業の強みをそのまま活かすことが難しく、低収益事業になりやすい。
→ 中古車買取の日産カウゾーウェブサイト