人生は入試と異なり、「正解」などないほうが普通である。それゆえ、この種の人達は、本当に困難な課題に直面した時は意外にもろいのである。実際、受験秀才で固めている日本の官僚は、平時はそれでもよいが、湾岸戦争だのソビエトの崩壊だのアメリカとの貿易摩擦だのといった本当の力量が問われる事態になるとあたふたして世界中からばかにされるのである。したがって、個人の人生で見ても、一見非の打ち所のない優等生、人生のエリートコースを順調に歩んできたように見える人でも、些細な挫折を苦にして自殺したり、ノイローゼや心身症になってしまったりする「ひ弱さ」を持っていることがあるのである。また、そうした「ひ弱さ」を力バーするための虚勢が「弱いものいじめ」を楽しんだり、あるいは、自分をしのごうとするものに我慢ができず、ひたすら足を引っ張ることに汲々とする、といった暗く陰湿な体質を生むのである。
【参考記事】
http://www.orlando-traffic.com/menu2/gadcmw13188.html