地上波では期待される視聴率が広告収入に換算され、CS放送では加入者数、番組単位で買われるPPV(ペイーパー・ビュー)なら作品の評価が、そのまま利益に関わってくる。それだけに、日本人ユーザーに受け入れられ、利益を生み出してくれるソフトかどうかを見極める目は厳しいものとなってくるのだ。その点、小山薫堂がてがける番組は、多くの人に支持されるものとなっているのだ。また、権利の問題もあって、すべての作品がオンエアできるとは限らない。値段によっては購入を見送るケースもある。無論、局側としては良質なソフトを妥当な値段で、正続かつ手続きも簡便に入手して、番組プログラムとして提供したい。だが実際は、そううまくはいかない。購入可能ソフトは実質的に限られてしまうのだ。とくにデジタルCS放送のように、まだ若い市場では、資金が潤沢とはいいきれない。つまり、ソフトは無尽蔵にあるが、資金がないジレンマにおちいってしまうのだ。
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