実質工事量の減少の影響は、建設資材の需要にはっきり出ている。建設省の労働資材対策室が毎年出している建設資材の需要動向によると、各建設資材とも五十年代後半においてはよくて横ばい、マイナスとなる資材が多くなっている。ビル建築で使用する小型棒鋼は、大幅に減少している。木材や道路舗装に使うアスファルトも減少している。このような状況のため建設資材価格の値上がりは急速に静まっていった。逆に、木材などは大幅に値下がりし、輸入商社の大手が倒産するような状況となった。
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それでは、この建築費や関連業界に影響する実質工事量はどのように推計、また判断材料となるかである。