医師はひざに直接さわったり、動かしたり、押したりして局所の状態をよく調べます。局所所見では拘縮があること、つまり完全に伸びきらない、曲がりきらないことや、押して痛い(これを圧痛といいます)ところがあるかどうかを調べます。また、前述したO脚変形なども参考にします。一方、ほかのいろいろな病気ではたいへん参考になる血液検査については、この変形性ひざ関節症では異常所見がないことがひとつの特徴です。したがって、逆に血液検査で異常がないことで、あとで述べる慢性関節リウマチなどと区別ができることになります。変形性ひざ関節症の真の原因は不明だと述べましたが、血液検査で異常がないということも、この病気の原因追究をむずかしくしているひとつの理由です。
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